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開催報告【第43回 ロジかわ会】ロジカル×コミュニケーション  1/3

2月15日は第43回『ロジかわ会』でした。
今月から、土曜日の10時30分~の定例会。
そして講師は、ロジかわ会代表 山本なつみ氏!
育休中でまだ仙台在住ですが、わざわざ東京まで来てくれることに。
本当にありがたいですね。

とりあえず、2、3、4月と3か月の予定は確定しています。
テーマは【ロジカル×コミュニケーション】。

日常生活でコミュニケーションは欠かせないですが、
あらためて学ぶことってなかなかないですよね。

ロジカルに筋立てて相手に伝えることは大切ですが、
正論だけでは上手くいかないこともある。

だからこそ、ロジかわの”かわ(い気)”の部分も意識して、
ふだん使いできるコミュニケーションについて、
なつみ先生が解説してくださいます。

第一回目は、「家族/パートナー/親しい人」にフォーカスした
コミュニケーションについてです。

それこそ、毎日顔を合わせる人達ですから、
気持ちの良いコミュニケーションをとりたいですよね。

それではなつみ先生の講義スタートです!

テーマ「ロジカル×コミュニケーション」

初めは恒例のアイスブレイクから。

「なぜ、コミュニケーション講座を受講しようと思ったんですか?」

悩みごとと言えば、やはり人間関係が主だったりします。
大きな悩みごとはないですが、日常生活で、

もっと気の利いたことが言えたらよかったな」とか、
咄嗟に発した言葉で誤解させちゃったかな」とか、

ちょいちょい私はそういうのあるんですよね。

また、リアルにいま悩んでいるという方もいらして。
問題解決するために受講を決めた」というのだから、
その前向きな姿勢と行動力が本当に素晴らしい!! ですよね。

悩む習慣を捨て、考える習慣を持つ

まさに、『ロジかわ女子』ですね。

問題がない人間なんてひとりもいない、
そうなつみ先生は言い切りました。

現実と理想のギャップが問題です。
私の人生100%大満足、問題なんてひとっつもない!
って言いきれる人、たしかにいないと思います。

問題がない、そう言っている人は、
問題意識がない、そう言い換えられるのです。

本当は問題はあるはず。でも意識していない。しようとしていないのか。

そのままでいい人生ならいいかもしれませんが、
やっぱり、せっかくなら、解決してクリアにしていく、
理想に近づいていく人生がいいですよね。

そんなことをあらためて、教えていただきました。

—————————-
1)問題意識を持つ
2)原因を追究する(なぜなぜ分析)
3)解決策を考える
4)最適な解決策を選んで実行する

—————————-

なんにしても、このステップを忘れずに! ですね。

それでは、ワークでしっかり自分と向き合い、
問題解決に向けて突っ走りましょう!

身近な人の名前を挙げて、現実・理想・問題を書き出そう

まずは、思いつくままに、身近な人物の名前を列挙します。
家族、友人、同僚……とにかく、制限せずに思いつつままにです。
こういうとき、制限をかけちゃダメ。
頭をフル回転させて考えることが大事なんですね。
私は17名書き出しました。(ここでも意外な人が出てきたりして面白い)

次に、その中で現在「問題がある」と感じる人に対して、
【現実(As is)】・【理想(To be)】・【問題】を書き出します。

私はニガテな人(威圧的と感じる人)に対しては、
萎縮してしまい、自分の本心を話せず、距離を感じる、
という問題を抱えていました。

それを例にすると、

—————————-
【問題】
→ 萎縮してしまい、距離感がある

【現実(As is)】
→ 相手の正解を探して答えてしまう

【理想(To be)】
→ 素直に本心を伝えられる

—————————-

こんな感じですかね。
その人とはその距離感でいい、と思うならば、
無理をすることもないと思っていますが、
もう少し、距離を縮められたら嬉しいな、と私は感じていたので、
しっかり向き合うことに。

そのためにできることを、
また思いつくままに、とにかく書き出します。
とはいえ、やはり切り口がないとなかなか出てきません。

そこでお馴染み、【4W2H】の登場です。

—————————-
・When
・Where
・Who
・What
・How
(How many)

—————————-

これらの切り口を用いて、とにかく書き出す。
できるかできないか、はまずは考えずに。
めっちゃハードルが高いと思うことでも、頭に浮かんだらまず書いてみる。

その後は、【ペイオフマトリクス(実効性/実現性)】で整理します。

効果が大きいか、小さいか。
実現が難しいか、簡単か。

こうして振り分けると、おのずとやれることが見えてきます。
頭を整理するのに、マトリクスってほんと便利ですよね。

また、解決策をいくつか列挙した後に、最適解を選ぶ
このステップがとっても大切だなと感じます。

最適解を選ぶ時のポイントは、
今、自分ができそうなのこと

難易度の高いものをやろうとすると、
結局心が折れて「できなかった……」ってなっちゃいますからね。

まずは、「これならできる」をタスクとして決める。
あとは行動あるのみ。

そして、続けることが大切だとなつみ先生は言います。
1回だけだと、今までの印象を覆すことなんてできないですからね。
習慣化するには6か月必要らしいですから、
地道にコツコツ継続していきましょう。

問題を解決したところで、
ふだん使いのコミュニケーションポイントのご紹介です。

「大事なのは信頼関係(ラポール)」

信頼関係が大事だということは、誰もが感じていることですよね。
信頼関係が構築されていれば、誤解も生まれにくい。
でも、その信頼関係ってどうやって築かれていくの?

—————————-
・自己開示
・リーティング2割、ペーシング8割

—————————-

まずは、自分を開示する。

丸の内でOLの傍ら執筆活動をしてます、菅沙絵です。
出身は座間で、趣味はランニング。
昨年はウルトラマラソンで100キロ完走しました。
好きなお酒は日本酒で、お刺身は毎日食べても飽きません!

できるだけ自ら開示していくと、

私も小田急線に住んでるんです
築地の美味しいお店知ってますよ

なんて会話が弾むかもしれない。
共通点を見つけると、一気に距離って縮まりますよね。

その後大切なのが、ペーシング。
相手の話をよく聞くことです。
親しくなればなるほど、おざなりになりがちですよね、ここ。
ついつい、自分のことばっかり話しちゃう。

私も含め、誰もが承認欲求ありますから、
うんうん、って話を聞いて、承認してあげる。
そういう関係が築けたら素敵ですね。

「パーソナルスペース理解していますか?」

パーソナルスペース
→ 他人に近づかれると不快に思う空間

—————————-
・0~45cm  密接距離
・45~1.2m 団体
・1.2~3.5m 社会
・3.5~ 公衆

—————————-

45cmは握手をするくらいだそうです。
だから密接距離というのは、それより近くなるってことですね。
うーん、誰でもOKとはやはり思えないですね。

この辺り、自分本位ではなく、相手の反応にも敏感でいないと
それこそ問題になることもありますから、要注意ですね。

そしてちょっと面白かった話が、
SNSって密接距離と感じるらしいんです。
理由は、スマホとの距離が密接距離だから。

だからこそ、すごく親近感がわくんですが、
心無い一言でものすごく傷ついてしまったりもする。
SNSとも慎重に付き合っていく必要がありますね。

コミュニケーションと言っても、本当にさまざま。
直接的、間接的、時によって言葉のチョイスも変える必要があります。

だからその都度、自分なりの”最適解”を導き出す努力をし続ける必要がある、
そう感じています。

最後に印象的だったグループの方の言葉。

「効果が大きい」というのが、自分の思い込みかもしれない。
やってみないと分からないから、行動に移すのが怖い。

そうか。そういう気持ちもあるのか。
正解が分からなくて行動に起こすのって、とても勇気がいりますよね。

でもその後にこうおっしゃいました。

やってみないと分からないけど、
やってみないと変わらないわけだから、
何かしら行動に起こす

カッコよすぎます。
私もググっと背中を押されました。

やはり、ワークも一人でやるのではなく、
誰かと一緒にやる。
そして、振り返り、気持ちをシェアする。

そこにとても高い価値がある、そう強く思わせてもらったロジかわ会でした。

なつみ先生が、なんとみんなに手作りクッキーを焼いてきてくれました!
お忙しい中、こういう心配りが、かわい気ありあり、ロジかわ女子ですね。
ご馳走さまでした!

3月、4月のロジかわ会のご案内です。

《開催スケジュール》

■ 2020年3月14日(土)10:30~12:00
・コミュ二ケーション力が高い人の7つの特徴
・表面コミュニケーションと論理コミュニケーション
・仕事で関わる人とのコミュニケーションについて

■ 2020年4月18日(土)10:30~12:00
・苦手な人とうまく付き合う方法
・「ロジかわ」女子が好かれる理由
・タイプ別コミュニケーションについて

《当日スケジュール》

10:00~10:30     受付
10:30~12:00     講座(ワーク有)

※講座終了後に希望者でランチ会もあります!

お申込み方法:ロジかわ会HPより↓↓

ロジかわ講座

土曜日の午前中から、頭をフル回転するのも気持ちがいいものです。
その後は、希望者で美味しいランチをご一緒しましょう!

(文責:菅 沙絵)

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