9月12日は第49回『ロジかわ会』でした。
今月もオンラインZoom開催。
オンラインセミナーがあたりまえになってきましたね。
グループワークも部屋を分けて行えるので、
リアル同様、気づきのシェアもでき、
学びの質で言えば、遜色なし。
オンラインだからこそ、参加できるという方もいらっしゃるので、
リアルでは出会えなかった方と一緒にワークができるのも、
オンラインの素敵なところですね。
さて、3回連続講座「ロジかわ流話し方講座」も今回が最終回。
1回目は「雑談力を鍛える」、2回目は「会話の交わし方」のテーマでお届けしましたが、
今回のテーマは……
【ロジカル×セミナー/プレゼンでの話し方】。
みなさん、プレゼン経験ってありますか?
私は20歳で今の企業に一般職で入社し、かれこれ19年が経ちました。
プレゼンをしたのは数回です。(それもここ数年のこと)
ほぼないんですね。
総合職で入社した後輩たちは、
そういう機会は1年目からめちゃくちゃあるんですが、
私はありませんでした。
だから、外部のコミュニティで「話す」となったとき、
テンパることが多かったです。
正直にいうと、今もですが、それでも少しは慣れてきたかな。
今回の「アイスブレイク」はそんな話(人前で話す機会はありますか?)
から始まり、
「毎月50名の前で話す」とか、「司会進行をよく行う」とか、
「今度100名の前で話します」とか……
そりゃあ、いろいろな方がいらして、
個人的には、「うわ、私とはぜんぜん違う」って
萎縮しちゃいそうな場面なんですが、
ロジかわ会はそういう感じ(雰囲気)がまったくないんですよね。
そんなとき痛感します。
「無理しなくてもいい」という雰囲気を
自然と講師のなつみ先生がつくってくださっているからだ、って。
(そういう言葉もかけてくださる)
メリハリはもちろんあって、今回も大いに脳に汗をかきましたが、
思考停止するほどの変な緊張感がないところが、ロジかわ会のいいところだなぁ、
とつくづく感じたという話。
ちょっと冒頭が長くなりましたが、
私にはハードルの高い「プレゼン」というテーマ、
どんな気づきがあったのか、お伝えしていきます!
オリジナルセミナーを作ってみよう
セミナー講師でもあるまいし、オリジナルセミナーって……
耳にした瞬間はかなり焦りました、ハイ。
どうなることやら。
テーマを決めよう!
「1分間でテーマを考えてください」
1分間でって、短すぎない?
って突っ込む間もなくスタート。
・
・
・
仕事、趣味、経験してきたこと……
そう考えたとき、意外とすぐに降りてきたのが、
今の生活で私がはまっていること。
「食美活」です。
食事と美容は昔から気にしていましたが、
何か特別なことを実践しているか、といったらそんなことはなく。
でも今は、セミナーでさまざまなことを学び、
しっかり日常に取り入れていて、ライフスタイルも精神面も
変貌しました。
これはぜひ多くの人に伝えたい!
そう思えた瞬間、このワークがワクワクに変わりました。
次は何を決めるのかな?
対象者を決めよう!(ペルソナ設定)
ーーーーーーー
1)会社の人
2)初対面の人
3)自由
ーーーーーーー
とカテゴライズされたので、考えました。
具体的にペルソナを設定し、目的やポイントも考えます。
■会社の人
独身の20代男性。
一人暮らしをしていて、自炊はしないでコンビニ弁当が主食の人。
”身体は食べたものだけで作られる”をしっかり認識してほしい。
毎日3食の積み重ねが本当に大切!
■初対面の人
20,30代女性。
食事・美容には興味があるけれど、何をしても求める結果がでない。
無理なダイエットとかして、食と上手に付き合えていない人。
食べることへの罪悪感を打ち消し、食べることの喜びを知ってほしい。
ストレスなく精神的にも健康に!
■自由
父親世代(60代〜)男性。
健康に疎く、従来の食生活を変えようとしない。
(お酒をたくさん飲むなど)
今の生活で満足しているのもあり、あまり気にしないスタンスの人。
現状維持バイアスを外して、より健康を求めてほしい。
人生の後半戦、その方が楽しめるはず!
時間と構成を決めよう!
逆算思考で考えるのがポイント!
アイスブレイク、気づき、ワーク等の時間を確保。
話す時間を算出し、トピックスの量は、最後に決める!!
→ トピックスの量は最後に決めるは意外!
でも詰め込みすぎても頭に入らないし、
ワークの時間をしっかり確保することの方が大切なんですね。
ーーーーーーー
今回は、【60分】として考えました。
■最初の20分
→ 現状と理想を書き出してもらう(アイスブレイク)
■中20分
→ 講師の話
■後半20分
→ 気づき、ベイビーステップ書き出しシェアしてもらう
今回のセミナーは、知識を得るためというより、
ライフスタイルに活かすためなので、
ベイビーステップを考えてもらうことは必須でした。
対象者に合わせた内容づくり
【ワークの作り方】
・型を決めておく(1分考える/発散 → 共有/収束)
・他のセミナーを受講して、よいものは取り入れる
・ロジかわの場合(書き出す+シェアをコンセプトにする)
【たとえ話】
・性別、年代、地域等で共感しやすいものでたとえ、
落とし込みの理解を深める
ーーーーーーーー
ペルソナによって「たとえ話」を変えることが大切。
はじめに決めた3パターンで、伝えたいポイントやたとえ話を考えます。
が、たとえ話が本当にでてこなかった……。
これは本当に訓練が大切ですね。
ただ、後日の気づきとしては、
そんなに難しく考えすぎなくてもよいのかな、と。
体験談だって「たとえ話」だし、
相手が共感できるような、感情移入できるような話ができたら○ですよね。
見せ方、話し方を学ぼう
資料作成ができたら、今度は見せ方、話し方の準備です。
髪の毛ボサボサ、スーツよれよれ、声もとぎれとぎれ……
そんな人がどんないいこと言っていても、
「悪いけどおまえに言われたくない」ってなりますよね。
好感度において、”清潔感”が大事、っていうのはもう、100%です!!
視覚情報を意識!
【服装】
・サイズ感/色/傷みやしわがないか ※靴
個人的には、サイズ感はめちゃくちゃ大事。
サイズが大きめだと、着られている感があって格好悪いです。
【姿勢・しぐさ】
・背筋は伸びているか/手で顔や髪をさわっていないか/腕組みなどしていないか
本人は気づいていない「癖」ってありますよね。
やたらと髪の毛をさわる友人がいて、何度か突っ込んだのですが、
いまだにその癖は消えていません。笑
無意識でしてしまうことは、意識的に改善するぞ! と、
まずは本人が決意することからですね。
【話すスピード】
・1分で約300文字(アナウンサー300文字)
・文字数 < まとまった構成(文字数にとらわれない)
【声】
・腹から通る声か?
緊張しすぎて声が震える……という経験がありますが、
それは喉から出している声だからなんですかね。
腹から! これも訓練します!
ホールパート法を使いこなそう!
ロジかわ会ではおなじみ、ホールパート法。
・必ず伝えたいこと(幹)とポイント(枝)3つを最初と最後に繰り返すこと!
・1分300文字以内でまとめておくこと!
・原稿を見ずに利き手と目線をあわせて話すこと!(堂々と話す)
→ そのためには……やっぱり事前準備と練習が大事!!
ーーーーーーー
ということで、最後に【自分の決めたテーマを1分で紹介する】というワークをしました。
それこそ、まとめる時間も1分しかなかったので、テンパって、
なかなか上手に発表はできず……
【事前準備&訓練がめちゃくちゃ大事】
本当にこれを痛感した90分。
瞬時に要点をまとめる能力、
それを堂々とホールパート法を用いて話す勇気、
これを身に付けたいと強く思いました。
訓練あるのみ!
最後に、オンラインプレゼンの機会も増えてきましたよね。
そこでの気をつけるポイントをご紹介します!
オンラインプレゼンで気をつけるポイント!
【コンテンツと資料作成】
・反応が見えにくい、という点もあるので、
たとえ話なんかも複数あげるとよいですよね
【発表】
・カメラ目線は大切!
ワイプをカメラの真下に設置すれば、自然とカメラ目線になりますよ
・身振りや表情は大きく、飽きさせないように
【環境】
・ネット環境は十分に確認しておきましょう
・背景等、顔映り、服とのバランスも整えておきましょう
オンラインこそ、事前準備によって自由自在に見せ方をコントロールできます。
そこはもう自分次第。
とわかればもう、やらない手はないですね!
次回のご案内
■ 2020年10月10日(土)10:30~12:00
テーマ:未定
・未定ですが、ふだん使いのロジカルシンキングを学びます
お申込み方法:ロジかわ会HPより↓↓
来月も多くの輝くロジかわ女子とお話でいることを楽しみにしています!
(文責:菅 沙絵)