1月28日は第75回『ロジかわ会』。
今月からの新しいテーマ、「ロジかわ流〜働き方について考える〜」を3回にわたりお送りします。
第一回目はこちら。
「多様な働き方とは? どんな働き方がある?」です。
昔と比べたら、多様な働き方ができるようになったな、という実感がある人が多いのではないでしょうか。
私も含めて、コロナ禍を機に変化した人も多いと思います。
NTTグループにお勤めのロジかわ女子は、現在リモートスタンダード(原則リモートワーク)だと言います。
働きやすくなったという声を聞く一方、リモートワークは嫌なので、そうではない会社を探しているという人もいたり。
まさに、多様性を感じたし、自分はどうしたい? ということをあらためて問うきっかけになりました。
さて、詳細はぜひ続きのレポートをご覧いただくとして、
まずはおなじみのアイスブレイクからいってみましょう!
今お勤め(過去でもOK)している会社はどんな会社ですか? 数字を入れて小学三年生でもわかるように事業のご紹介をお願いします!
どんな会社?
数字を入れて小学三年生でもわかるように?
ちょっと混乱しながら、数字数字……と考える中、すぐに会社のホームページを開きに行くという自分が情けない。
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2011年に住友精密とイギリスのSPTS社による合弁会社として設立された会社で、半導体関連デバイス製造装置の開発・製品・輸入・販売を行なっている会社です。
半導体製造装置では、スマートフォンの中に入っているチップなどを製造します。
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やはり、小学三年生に向けてと考えると、優しくないですよね。
最後の文章を取り急ぎ付け加えたけれど、なんとも陳腐……。
ということで、レポートでリベンジ!!
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スマートフォンやゲームに入っている半導体やセンサーという部品(チップ)を作って売っている会社だよ。
この機械は、高さ2m、重さは1トンで、車くらいある大きなものなんだ。
こんなに大きい装置で、とても小さいチップを作っているの。
半導体チップの役割は、いわばスマートフォンの頭脳。
情報を受け取ったり、発信したりするのに欠かせないものなんだ。
他にも、照明や車、日常生活に必要な多くのものに使われていて、センサーチップは、機械の目(※撮影チップ)・耳(※マイク)・口(※スピーカー)だから、それがないと車も周りの様子がわからないし、
君が話しかけたり、触ったりしても伝わらないんだ。
これらのチップがなかったら、生活がとても不便になって、今のようには暮らせなくなる。
だから、とても大切な機械を作っている会社なんだよ。
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今度、実際、小学三年生の子に伝えてみようと思います!
今の仕事について考えてみよう〜
●問1:今の働き方は満足?(5段階評価をしてみよう!)
・企業文化(ビジョンや方針)
・やりがい
・報酬、処遇、福利厚生
・人間関係
・職場環境
ポイントは、いろんな切り口で考えてみること。
それによって、「何を大切にしているんだろう」っていうのが見えてくるわけです。
私は、分解しないで5点をつけるなら【5】と即答だったのですが、あえて分解してみたら……
・企業文化(ビジョンや方針)
→ 5
・やりがい
→ 3
・報酬、処遇、福利厚生
→ 3
・人間関係
→ 5
・職場環境
→ 5
ぜんぶ5でもよかったのですが、本当に満点? と思ったとき、「普通だなぁ」と感じたものが3点になりました。
でも総合でいうと……やっぱり、満点です。
というのは、大切(優先)にしたいことは満点だから。
20歳で入社してずっとお世話になっている会社。
もう会社とともに生きている年数の方が上回っています。
ここにきて、思いました。
大切にしたいことは満点ですが、もっと「自分にしかできない」「自分だからこそ」という観点で仕事と向き合っていこう。そうすることで、少しでも今とは違う形で会社に貢献できるんじゃないか、そうするべきなんじゃないか、そんなことに気づかされました。
●問2:志望動機と入社動機は?
私は短大卒ですが、短大志望理由は「はやく社会人になりたい」だったんですね。
でも、「何になりたい」はまったくなくて。
なので、就活のときに考えていたことはこれ。
・一部上場企業がいい
・都内の大きなビルで働きたい
・事務系がいい
そんなとき、学校推薦枠で「住友精密工業株式会社」というのがありまして。
私の思い描いていたとおりの会社だったので、受けてみました。
これが志望動機で、入社動機は、「面接してくださった方々が、本当に温かかった」というのがあるかな。
志望動機は不純でしたが、面接を終えて「いいな、この会社」と思ったんですよね。
そこでご縁をいただき、いまに至ります。
●問3:もっとこんな働き方ができたらいいなと思うことは?
やっぱり場所を選ばずに働けるといいなぁ、と思います。
ワーケーションとかしたいですね。
多様な働き方とは?
●多様な働き方が求められている背景
・労働者のニーズの多様化
→ 育児や介護と両立しながら働きたい
自分の好きな時間、場所で働きたい
複数の仕事をしたい
・国が「働き方改革」をすすめる理由
→ 少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少
厳しい労働環境により離職者が増え会社に定着しない
多様な働き方をみんなで考えました。
切り口としては、「人」・「時間」・「雇用形態」など。
また、働き方について、身近で困っている・悩んでいる人はいるか?
うーん、困っている人……
やはりこの2つかな、というのが、「介護」・「育児」。
でもこの2点に関しては、会社としてしっかり制度があり、とりやすい環境だと思うので、身近で「困った」という話は聞くこともなく。
ことごとく、私自身においては、ありがたい環境で働かせていただいていると再認識した次第です。
他の方のシェアをちょっとご紹介。
育休も手当てが出ているときは嬉しいけれど、その期間が終わるとそこで働かなきゃなとなっているので、もう少し長く休めたらいいと思う。1歳で働くのがあたり前みたいな雰囲気はあるなぁ、と思う
正社員を退職し、育児など落ち着いた方がパートで戻られたりしている。正社員として戻られた方もいて、そういった点では、女性は多様な働き方ができていると思う。アルムナイネットワークがある会社はいいかもですね
離職者を減らすためにもリモートスタンダードを取り入れている。部門ごとで選べる形なので、上司によるところはある
働くことに関してもステージがある。少しお休みをして「旅に出る」とか学ぶステージがあってもいい。でもそういう休暇制度がないのが実情
個人的には、働くことに関してもステージがある。というのが印象的で。
働く時期と学ぶ時期と、人生にはいろんな時期があっていい。
長期休暇をとって「学びを深めたい」という人を送り出せるような制度があるとすごくいいな、と感じましたね。
問題解決の基本手順
【1】理想の姿は?
【2】現状は?
【3】(理想と現状のギャップ)問題はどこにあるのか?(What)
【4】優先すべき解決できそうな問題は? 問題の特定(Where)
【5】原因は?(Why)
【6】解決策(How)
問題もひとつとは限りませんからね。
何を優先に考えるかで変わってきます。
そこで大切なのが、【主体的にキャリアを考える】こと。
自分が納得できているかが重要なキー。
自分の人生ですからね。
「何を大切にして生きていきたいのか」
私は常にこの問いを持って生きています。
じゃあ、私は自分の働き方として、何を大切にしたい?
今回あらためて、その問いの答えが明確になった気がします。
ただ、ずっと変わらないものでもないですからね。
定期的に、この問いを自身に投げかけていきたいと思います。
次回のご案内
「ロジかわ流〜働き方を考える〜」講座、全3回コース(web開催)の2回目。
「働き方改革とは?」です。
単発でもわかる内容となっていますので、ぜひご参加くださいね。
■ 2023年2月25日(土)10:30~12:00
お申込み方法:ロジかわ会HPより↓↓
http://logikawa.jp/day/
(文責:菅 沙絵)