4月22日は第78回『ロジかわ会』。
今月からの新しいテーマはこちら。
「ロジかわ流〜仮説思考力アップ講座〜」。
第一回目は、「仮説思考とはなにか? ~どんな場面で役立つのか? 身近なところで考えてみよう~」です。
テーマを聞いて、あまり深く考えずにとりあえず動いちゃう私としては、痛いところをつかれた……という印象。
でもワークをする中で、あれ? 意外と仮説立ててる? と思えたり、逆にあっさいところで知ったつもりになっていることに気づいたり。
自分という人間が何に重きをおいているのか? 見たくないところもみて、レポートを書きながらワークの着地もなんとかできました。
個人的には、アイスブレイクのテーマが面白かったので、ぜひみなさんのご意見も聞いてみたいところ。
ではさっそく、何気に一番頭を悩ませたアイスブレイクから見ていきましょう!
プロ野球の大谷翔平選手が自社に講演にきてくれることになりました。会社から大谷選手に渡すちょっとした手土産を用意してほしいと言われましたが、何を渡しますか?
大谷選手に手土産!?
耳にした瞬間、思考停止。
数秒してなんとか脳が動き出したとき、真っ先に降りてきたのは「尼崎の名産品」。
本社が尼崎にあるので、何かわからないけれど、尼崎の名産品がいいな、と。
大谷選手が何を渡したら喜んでくれるのか? をもちろん先頭に考えるわけですが、
わからなすぎて頭を悩ませた結果、私たちのイチオシをみんなで考えて贈りたい。そう思ったわけです。
どこまで行っても、相手の気持ちはわからない。
だから正直、大谷選手には合わなくて、誰かにあげてもいいんです。
ただこれだけは決めています。自分のイチオシを選ぶ。
それでは他の方はどうするのか? みていきましょう。
スマートウォッチ(健康管理)
地元名産、ブラックサンダーあんまき
日本の有名経営者の本10人10冊くらい(健康管理系はご本人が研究しているから不要。少年時代から、目標設定などを仕込まれているので、経営者の本を読むのはおそらく興味を持ってもらえると思った。ご本人が探す時間はなさそうなので)
カカオ多めのチョコ(甘いものが好きだけれど、食事管理を徹底しているとニュースで見たので)
ほぉ。地元の名産というのは、私と近い発想な気がしますが、まったくない発想も多々。
みなさん理由もそれぞれですが、この理由が、「仮説」なわけですね。
この質問を面白がった私は、友人に会った時に訊いてみました。
すると……
【大谷選手の講演をうけて、社員の感想を動画にしてまとめたものをデータで送る】
「そうきたか!」
それこそ、あの3分では思い至らない発想。
「手土産」という時点で、「モノ」にフォーカスした自分の浅はかさ、思い込みの激しさ……あぁ、正直ちょっと悔しい。
そして思い改めました。
相手のことを考えてもわからないから、自分のイチオシをあげる。
ここに着地をした私ですが、やっぱり考え抜いたら、相手が喜んでくれるものって見つけられるんだ、と。
講演をうけての率直なフィードバックは、私たちにしかできないものだし、
きっと今後の参考になるはず。
さて、あなたなら何をあげますか?
アイスブレイクで盛り上がりすぎましたが、笑
ここから仮説思考に入っていきましょう!
仮設思考とは?
仮設思考とは、限られた情報の中から、目標の達成・問題解決に向けた仮の結論(仮説)を持ち、その仮説に基づいて情報を収集し、仮説の実行・検証・修正を行なっていく思考法。
※まだ十分に情報がそろっていない段階、または分析が済んでいない段階で持つ仮の答えのこと
【たとえるなら、仮説は「地図」】
宝の地図を持って洞窟を探検するか、地図なしで行くのかの違い。
これはわかりやすい。宝の地図がないと困る。
仮説なんてなくても……というマインドを一蹴されました。笑
仮設思考の4つのプロセスとは?
●1)状況分析
状況をよく観察する/課題の背景にあるものを推察する
●2)仮説の設定
「So What?(だからどうした?)と「Why So?(なぜそうなのか)」を問い続け課題を深掘りする
例)「体重が増えた」 これだけだと事実・解釈が必要
だからどうした? と自問自答し具体化していく。
※ポイントは、最初から100%正しい仮説を立てようとしないこと
●3)仮説の実行・検証
仮説に基づきプランを実行する
仮説は一般的に、「定性データ」と「定量データ」から検証する
●4)仮説の修正
仮説で想定した結果と比較し、間違っていれば修正する
気づいた時点で修正すること
100%正しい仮説はほぼない!
ワーク①:最近、仮設思考で決断して行動したことはどんなことがありますか? 身近なことで考えてみよう!
3つ、ということで、私は先週展示会アテンドだったので、その2日間のことが思い浮かびました。
1)ストッキングが伝線するかもしれないので、替えのストッキングをカバンに入れた
2)朝一、自宅でコーヒー飲む習慣があるが、1日目、会場ブース横に「コーヒーご自由に」があったので、飲まないでいった
3)ランチタイム、1日目が混んでいて入れず諦めたので、2日目は早めにいった
今回はわかりやすく、展示会1日目での経験を2日目に活かしたなと実感しているのですが、実はオチがありまして……。
2)のコーヒー。初日のレセプションパーティーで、ビールやお茶お水が振る舞われたのですが、大量に余ったのか、2日目は「ご自由に」がお茶とお水に。
どうしてもコーヒーが飲みたかった私は近くのファミマへ行ったのですが、ブースに戻ると……ご自由にコーナーにはコーヒーの設置が。
上司曰く、「菅さんが買いに行ったらすぐにコーヒーが設置されてさ〜」さすがにそれを聞いた瞬間、「今日は運ないかも」と思ってしまいました。
それではみなさんのもちょこっとご紹介。
炊飯器のご飯が少なめだったので、子どもと先に朝食を済ませ、旦那が起きる前にご飯を炊き始めた
雨の日はメガネが曇るので、曇り止めをしていった
仕事量多めの日に、夕食の準備を朝していった
部下からの提出物、差し戻しがありそうだったので、少し早めの期限を伝えた
今後のことを考えて、中小企業診断士の資格をとることにした
書き出してみると、みなさん自然と仮説って立てていたことに気づきます。
また、いろんなことを予測して資格試験の勉強をする、というのは私は腰が重くてなかなかできないので、今回もよい刺激をいただきましたね。
ワーク②:やりたいけど実現できないのはなぜ? 身近なことで考えてみよう! そして仮説を10個だしてみよう!
真っ先に降りてきたのが、ロジかわレポートでも幾度となく登場しているあれです。
●英語ペラペラを実現できないのはなぜ??●
実は、心の中では理由は明確で。今回それがどうなるのか?
とりあえず、仮説10個だしてみました。
・そもそも興味がない
・外国人と接触することがない
・必要に迫られていない
・使う場面がない
・目的が定まっていない
・話せなくても支障がない
・苦手意識から抜け出せない
・英語以外にやりたいことがある(優先順位低め)
・やり切ると決めていない
・学習が楽しめない
こんな感じでしょうか。
そしてやっぱり肝は、「目的が定まっていない」。
たとえば、「話せるようになったからそれを使って○○したい」がないんです。
え、じゃあなんで始めたの?
きっかけは、ミッショナリーイングリッシュ(ロジかわ会の母体であるPAGの他のクラブ)に参加したこと。
英語は苦手意識がマックスなものなので、これを機会に苦手意識を取っ払えたら、何か自分の殻を破れるんじゃないか?
そう思って「英語ペラペラ」を目指してみたわけです。
でも一向にやる気が起きない。
実際、話して使う場面を想像できていないのが大きい気はするんだけど……
ここでなつみ先生に教えてもらった、仮説を立てる時のコツを参考にして深掘りします。
●自分と反対側の視点に立つ
●思考を両極端にふる(真逆のことを考えてみる)
●ゼロベースで考える
反対側の視点、真逆のことを考えてみる。
そこで私は「いま話せるとしたら現実はどうなる?」と考えてみました。
・仕事の幅が広がる
・菅さんやるじゃんと思われる(かもしれない)
実は、4月から所属が「グローバルシステム営業グループ」になりました。
はい、輸入機専門グループです。
そのため、ちょいちょい英語に触れることは増えましたが、あくまで営業の人がやり取りをしてくれるので、
私が話す必要はありません。
でも、もしもペラペラになったら、任せてもらえる仕事の幅が広がるかもしれません。
さて、それ心から望んでる??
うーん、それができたら営業の方の工数を減らせるかもしれないし、「菅さんやるじゃん」に繋がるかもしれない。
でもよく考えて。
そこに時間を費やすより、いまの私にできることを深掘りした方が、仕事としてプラスなことっていっぱいあるのでは?
そっちの方がしっくりくる。
なつみ先生が、「やりたいのでできていない状態は、ノイズになる」とおっしゃっていましたが、まさにそれが今の英会話。
このノイズを一回取っ払ってみる。= やらないと決めてみる。
こう決断しました。
週に一回のミッショナリーイングリッシュには楽しみながら参加する。
とりあえず、英会話との付き合い方として、いまはそこに焦点を当てようと思います。
これでうまくノイズキャンセリングできるかな?
次回のご案内
「ロジかわ流〜仮設思考力アップ〜」講座、全3回コース(web開催)の2回目。
テーマは、「仮説の検証~検証方法や手順、フレームワークをご紹介」です。
単発でもわかる内容となっていますので、ぜひご参加くださいね。
■ 2023年5月27日(土)10:30~12:00
お申込み方法:ロジかわ会HPより↓↓
http://logikawa.jp/day/
(文責:菅 沙絵)