三井恵(40代/会社役員)
銀座の広告代理店に勤める三井恵と申します。もうすぐ50代を迎えます。
数年前まで専業主婦をしていましたが、人生いろいろ~♪あり、現在は、祖父が立ち上げた小さな会社の手伝いをしながら、経営者となるべく修行中の身という立場にいます。
ですので、肩書は「取締役」ですが、仕事内容は、お茶汲みから経理、営業…と何でも屋さん状態で、日々、泣き笑いあり。奮闘中です。
趣味は、「プチギフト候補モノ」の探索、そして、宝塚歌劇団の観劇をして夢の世界を旅することです。(笑)
養成講座に参加しようとしたきっかけは?
ズバリ! ロジカルな思考を持ったかわいい女子になりたかったからです。(笑)
実は、仕事を通じて「話が相手にうまく伝わらない」ということを何度も経験し、そのことを指摘されていました。これではいけないと思っていた時に「ロジかわ会」に出会い、そして、「ロジかわ女子10のクエスチョン」のことを知りました。今の私に必要なのはこれだ! と思い、すぐに養成講座に申し込みをしました。
それまでは、ロジカルな思考ってカチコチしていて難しく、私には到底ムリ! と思っていましたが、ロジかわ会メンバー皆さんの優しく明るい笑顔と「ロジかわ女子10のクエスチョン」の分かりやすさ、そして、“目から鱗”な内容に魅かれ、学びたいと思い参加を決めました。
受講しているときはどんなことを考えていましたか?
毎回とても濃い内容でした。
あの“ずっしり感”と、試験前の緊張感に似た集中力、久しぶりに体感しました。
講座の流れは、まず横山先生の講義を受けます。インプットの時間ですね。
そして、アウトプットの時間があります。3~4人ずつのグループを作り、感じたこと、印象に残ったことなど、その時に学んだこと、得たことをメンバーに伝えます。
グループを作り発言し合うことにより、自分自身がどのように、どこまで理解しているのかを把握することが出来ます。また、他のメンバーの発言を受けて、更なる気付きや、忘れかけていた大切なことなどを思い出すこともできます。
私としては、充分に理解しきれていない状態で発言しなければならないことが多く、恥ずかしくてストレスもありましたが、発言しなければいけないというプレシャーがあったからこそ、講義中、そしてグループディスカッション中の集中力がアップしたように思います。
「インパクト×回数」の大切さを、身をもって実感する授業でした。
講座の最後は、お楽しみあり! でした。
グッタリ疲れた後には、横山先生を囲んでの反省会という名(!?)のお夕食タイム。
ワイワイとリラックスした状態での意見交換は本当に楽しかったです。このメリハリ感、最高! です。
※当日の都合や体調により、自由参加でした。
ロジかわ女子養成講座は、卒業するためにクリアしなければならない3つの条件があります。
条件を提示された時点では、さほど困難なことのようには思えませんでしたが、甘かったです。
「聴く・理解する・自分のものとし再構築する・相手にわかるように伝える」ことの難しさをひしひしと感じました。「わかっている・つ・も・り……」なことが多かったので、伝えられないもどかしさに、何度も頭を抱えました。
そんな中、途中で諦めようとしたことがありましたが、メンバーの皆さんに助けられて、なんとか卒業することができました。
メンバー同士で励まし助け合うために、そっと背中を押してくださった横山先生、そして、自分のことでイッパイイッパイのはずなのに、温かい言葉と的確なアドバイスをくれたメンバーの皆さんに心から感謝しています。
本当に励みになりました! 私一人では絶対に卒業できていなっかたですから。
ありがとうございました!!
受講してどんな変化がありましたか?
大きく3つあります。
まず一つ目は、いつまでも終わることのない悩みの世界から抜け出し、解決するために考えるようになったことです。
受講前は、悩んでいる状態を、解決策を探すために考えている状態だと思い込んでいました。
ですので、どれだけ時間を使っても、なんの糸口も見いだせずにいました。
現在は、現状とありたい姿とのギャップを見つけて、それを埋めるための解決策を「ロジかわ女子10のクエスチョン」を使って考えるようになりました。
そして二つ目は、「報・連・相」の仕方が変わったことです。
受講前は、思いつくままに話をしていたようで、結局何が言いたいのかが上手く伝わらず、私も相手もストレスを抱えるという状況でした。
現在は、メモを取り、4W2H(いつ・誰・何・どこ・どのくらいの量や数・どのように)を使って、具体的かつシンプルに伝えるよう意識しています。
このことで、話の内容が伝わりやすくなり、社内でも「以前よりぐっとわかりやすくなりましたね。講座を受けた成果ですね」と、褒められました。
3つ目は、これまでの体験をもとに、知らず知らずのうちに身に着けてしまった「思い込み」や「決めつけ」に対して疑問を持ち、客観的な情報に耳を傾けるようになったことです。
受講前は、「みんながそう言っている」「絶対に無理!」「いつもそうだから…」と、誰が決めたのかわからないことを、いかにも真実であるかのように思ってしまい、行動や選択の幅を狭めていました。
現在は、何事も一つの意見として聞きつつも、他の可能性を求める柔軟な頭になり、余裕ができました。また、思い込みの激しい相手に対して、データや数値を用いて説明をし、思い込みを軽減する対応法も身に着けることが出来ました。
これら三つのことの他にも多くのことを学び、受講前に比べて、かなりロジカルな女子になれたのではないかと思っています。
…とは言いつつも、ついつい日々のあれこれに埋没し、以前の私に戻ってしまいそうな時もあります。ですので、今後は、学んだことを使う回数を意識的に増やして、本当の「あたりまえ化」を目指したいと思います。
学ぶことの多い、とてもインパクトの強い講座でした。
かわるキッカケと、ステキな同期生さんとの出会いをくれた講座に感謝しています。