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開催報告【第48回 ロジかわ会】ロジカル×話し方講座 2/3

8月8日は第48回『ロジかわ会』でした。

今月もオンラインZoom開催。
オンラインセミナーがあたりまえになってきましたね。

グループワークも部屋を分けて行えるので、
リアル同様、気づきのシェアもでき、
学びの質で言えば、遜色なし。

オンラインだからこそ、参加できるという方もいらっしゃるので、
リアルでは出会えなかった方と一緒にワークができるのも、
オンラインの素敵なところですね。

さて、先月から3回連続講座は、「ロジかわ流話し方講座」です。
1回目は「雑談力を鍛える」のテーマでお届けしましたが、
今回のテーマは……

ロジカル×会話の交わし方】。

個人的には、とてもありがたいテーマ。

アイスブレイクは【会話に困ることは?】というテーマでしたが、

そうなんです。

困ることってけっこうあります。

その解消法がまさに「かわし方」だと思うので、
これは是が非でも学ばなくては。

ーーーーーーーーーーーー
【会話に困ること】
・愚痴が止まらない
・沈黙(相手が会話を広げない)
・話の切り時がわからない
・人によって態度を変える
・プライベートなことを聞いてくる
・関心のないテーマを延々と話してくる
etc……
ーーーーーーーーーーーー

一番自分が精神的にまいるのは、
「愚痴が止まらない」ですかね。

「大変だよね、うんうん」これをエンドレスリピート……
はじめは親身になって聞いていても、次第にうんざりしてきて、
だいぶ疲弊した経験があります。

そんなとき、そう思ってしまう自分自身も嫌になって、
なんだかとても辛かった……。

じゃあ、どんなときに自分は会話がうまくいかないのか?
これをワークで掘り下げていきます!

Whyツリー(原因追求ツリー)を作ってみよう!

会話がうまくいかない原因を、「Why?」「Why?」「Why?」……
そう問うことにより、追求していくもの。

たとえば、こんな感じで書き出してみました。

1)テーマ
・知らない
・興味がない

2)環境
・マンツー
・多数
・周りがうるさい
・周りの目が気になる

3)関係性
・初めて会った人
・知り合い
・同僚
・友人
・両親
・恋人

書き出してみてハッとしたのが、
「環境」。

職場で話がうまくいかないと思うときの原因は
「周りの目が気になる」これ一択な気がする。

テーマを知らない場合も「困る」んですが、
「周りの目が気になる」はかなりあるなぁ、とあらためて実感。

関係性も大いにあって、
初対面の人は意外と話せるけれど、
知り合いくらいになると、むしろ緊張する(うまくやろうと思いすぎる)とか。

両親だと些細なことでもイラっとしがちだな、とか。

掘り下げると見えてくるものってありますよね。

みなさんはいかがでしょうか?

生活も価値観もみんな違います。
まぁ、違うのがあたりまえ。

そこで大切な心得を3つ教えてもらいました。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
■自分の価値観を相手に押し付けない
立場が違えば価値観も違う。
相手を否定せず「そういう考え方もある」と受け入れる姿勢を持つ。

■無理したり強がったりするより素直に気持ちを表現
相手の優れた部分と比べて自分を卑下したり、
無理して張り合ったりするのは、エネルギーのムダ使い。
素直に「すごいね」と認めてしまったほうが、自分の気持ちもラク!

■知らない世界のことも、自分に役立つと考えて楽しむ
興味のない話題も知識として仕入れておけば、後から役に立つことも。
未知の世界を知ることは自分の許容力を広げるチャンス。
発想を変えて楽しんでみましょう!
ーーーーーーーーーーーーーーーー

それを踏まえて、ワークです!
女性にありがちなケースを3つ。
あなたならどう答える?

CASE1:とにかく何でも自慢げな人

A子:「ボーナスもたくさん出たし、そろそろマンションの契約更新時期だから
    引っ越そうと思ってるの。次はタワマンかな♪」

A子:「そうそう、この前新作のブランドバック買ったの。
    仕事先でも褒められちゃった!」

B子:「……」

CASE2:やたらと結婚をすすめてくる人

A子:「最近どうしてるの? まだシングル?」

B子:「うん、彼もできないし、最新は仕事も忙しくて。
    誰にも束縛されないほうが自由時間も多いし楽かな……」

A子:「そうね。でも結婚っていいよ〜! 婚活しないの?」

B子:「……」

CASE3:会えば子どもの話しばっかりのママ

A子:「見て! この前子どもとレストランいったときの写真」

B子:「わぁ! かわいいね。私は最近女友達と飲み会ばっかりだなぁ。
    女子会が楽しくて」

A子:「そう? でも、ほんと子どもっていいわよ」

B子:「……」

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いかがでしょうか?

ちょっと素直に飲み込めないトゲトゲしさを感じるのは
私だけではないでしょう。苦笑

自分ならどう答えるのか?

書き始めたら長くなったので割愛して、
グループでシェアしたことを、ご紹介します。

【CASE1:とにかく何でも自慢げな人】の場合は、
「認めてあげる」ことが大事なのかな、と。
「がんばってるね」「本当にすごいよ!」と褒めてあげる。
ちゃんと成果がでているのは努力の賜物ですからね。

【CASE2:やたらと結婚をすすめてくる人】と
【CASE3:会えば子どもの話しばっかりのママ】はちょっと似ていて、
B子も「自由が楽」とか「女子会たのしい」とか、
相手を触発する発言をしているので、そこはNGかな、と。

こんなときは、相手の話を聞いてあげるのがいいのでは?
(結婚いいよ、と言いつつも、愚痴があるのかもしれないし)
という話になりました。

マウンティングしたい人はコンプレックスがあったりするもの。
張り合うのではなく、相手の言葉の裏にある真意に気を配ってあげる。
相手を認めたうえで、上手に話をかわすことが大切ですね。

では、なつみ先生の対策をみていきましょう。

CASE1:とにかく何でも自慢げな人

【対策】
生活の違いを感じる話題は、料理など共通の話に変える

【ギクシャク会話の乗り越え方】
「いいね」「すごいね、憧れだよ」
”いいな”と感じたら素直に気持ちを伝えて。
張り合ったり、自分を卑下したりするとかえってみじめな気分に。

自分の状況をさりげなく伝えるのも○。
高級品は”いらなくなったらください”と笑いに持っていくのもあり。

CASE2:やたらと結婚をすすめてくる人

【対策】
お互いの今の状況を認め合う会話に持っていく

【ギクシャク会話の乗り越え方】
自分の考え方を伝える
「今は仕事を頑張ろうと思っているから、結婚はまだいいかな」
適当にごまかすより、自分の意思を伝えてみる。
”自分はこう生きる”という軸があれば、気にせずに済みます。

相手を認め、力を貸してもらうのもあり。
「私も早く結婚したいな。いい人いたら紹介して」
結婚したいと思っているなら、素直にその気持ちを認め相手を味方につけて協力を仰ぐ。

CASE3:会えば子どもの話しばっかりのママ

【対策】
相手の話題に興味を持てば後で役に立つ情報も

【ギクシャク会話の乗り越え方】
相手を認めて褒める
「子育ての経験ないから尊敬するわ」
子どもを褒めるよりも、”子育てを頑張るあなたがすごい”と
その人個人に尊敬の言葉を伝える。

相手の情報に興味を持つ
「どんなレストランに行ったの?」
自分に関係のない情報も排除せず、興味を示してみる。
”いい耳”を持っている人には、人も情報も集まります。
人生を楽しく過ごす秘訣!

ーーーーーーーーーーーー

なるほど、やはり、

「相手を認める」

が大前提にあって、
そのうえで、

「自分の素直な気持ちを伝える」

ことが大切なんですよね。

人間はみんな「自分の状態を正当化したい生き物」だと思うんです。
個人的なことですが、結婚観については、まさにそうだと自覚しています。

私の結婚観。
20代は、あたりまえのようにするもの。

30代は、別にしなくてもパートナーがいれば形なんて関係ないもの。

40目前の今は……
タイミングが合えば、結婚はしたいって感じかな。

これって面白いもので、

あたりまえにすると思っていたときは、
そういう状況だったし、

結婚にこだわらないときは、
やっぱりそういう状況だったんです。

無理して……とかじゃなくて、
自然とそうなる。

人間はそういう生き物なんじゃないか、って思うんです。

だからこそ、
それぞれの立場や環境を「認めてあげる」ことが本当に大切だと感じます。

最後の気づきのシェアで印象的だった言葉がこちら。

会話は生き物。相手が、何を話すかは、その前の自分の態度、発言によることもある

A子さんB子さんの会話を客観的にみるとわかるように、
自分が触発してしまっていることもある。

「人によって態度が違う」と感じる人がいるならば、
「じゃあ、なんであの人は自分にそういう態度をするの?」って、
一度自身に問いかけてみたら、何かみえるものがあるかもしれません。

自分も相手もストレスのない会話を交わせるよう、
意識していきたいですね。

最後に、今流行りのオンライン飲みについて、
なつみ先生から貴重なアドバイスをいただいたので、
ご紹介します!

オンライン飲みを楽しくするために

〜ルールを決めよう〜

1)終わりの時間を決めておく
(退出時間を事前に告知)

2)頻度と人数を考える

3)一人の独壇場をつくらない

※事前に参加者や主催者と共有しておくとベスト!

オンライン飲みでとてもよかったのは、
数十人のコミュニティですが、30分ごとにグループ分けをして、
2時間で4回メンバーがえをするというもの。

大きなコミュニティでの飲み会だと、
確実に話せない人がでてきますよね。
大人数だと、話し出すタイミングも迷うし、
なかなか会話に入れない人もいる。

でも、4、5名ならば、場をうまく回す人が必ず全員に話を振ってくれるし、
退屈な思いをすることもない。

30分という時間も、話し足りない……というくらいでちょうどいい。

こういう工夫ひとつで、
オンライン飲み疲れ……なんてこともなくなりますよね。

ここ半年でライフスタイルが大きく変わりましたが、
ストレスを溜めないよう、柔軟に楽しんでいきたいですね。

次回のご案内

次回はロジかわ流話し方講座第3回です。
こちらも全3回コースですが、単発でも参加可能です。
現在のところ、オンラインで行う予定としています。

■ 2020年9月12日(土)10:30~12:00
テーマ:セミナー/プレゼンでの話し方
・ロジかわで行うセミナーの内容やワークの作り方、
 当日の話し方までお伝えします

お申込み方法:ロジかわ会HPより↓↓

ロジかわ講座

来月も多くの輝くロジかわ女子とお話でいることを楽しみにしています!

(文責:菅 沙絵)

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