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開催報告【第55回 ロジかわ会】はじめてでもわかるロジカルシンキング 2

5月15日は第55回『ロジかわ会』。

最近では、全国各地からご参加いただいています。
今日は鹿児島の方とワークがご一緒できたので、
平凡なマイルームに、なんだかいつもとは違う空気が舞い込んだ気がして……
とっても心地よかったです。

家にいる時間は明らかにに増えたのに、
新しい出会いが圧倒的に増えている。

なんだか不思議な現象ですが、ありがたいですね。

さて、4月から3回連続でスタートしたのが「はじめてでもわかるロジカルシンキング講座」です。
今回のテーマは「フレームワークを使いこなそう」です。

まずはおなじみ、ブレイクアウトから。

この1か月でロジカルシンキングを意識しましたか?

意識したことがあれば、「PREP法」で話してみましょう。

★PREP法★
Point(要点) → Reason(理由) → Example(事例) → Point(結論)

シンキングタイム〜
前回、「イシュー(いま考えたいこと・議論したいこと)をしっかり決めて、会議に臨むべし
そうなつみ先生に教えてもらったので、先月この講座を受けた後、実はかなりそれを意識していました。

なぜって、現在、ある会の立ち上げで、膨大な時間を企画会議に費やしているからです。
「イシュー大事、イシュー大事」そう念仏のように唱えていたはずでしたが、振り返ると……

イシュー意識していたけれど……
できませんでした。
なぜなら、会議のたびに、発散に重きを置いていたから。
具体的に、その会議では自由な意見がたくさん出ました。
結果、イシュー(議論したいこと)のゴールにたどり着くという感じではなかった。

わけですが、あらためての気づきは、
それがマイナスに働いていないということ。

自由な意見がたくさん出ることで、今後のあらたな課題が見えたり、
シナジーが生まれる。

だからイシューは意識しながら、「使い分けていけばいい」そう学びました。

では、みなさんはどうだったのか? ちょこっとシェアです。

買い物をするとき「○○はあるから買うのをやめよう」など意識的に考えられた

フレームワークの載っている本を図書館で借りた

実は、ワークでご一緒したお二人、できなかった……とお話されたあとに、この2つを挙げてくださったのですが、
めちゃくちゃできてますよね!

「できなかったんですけど、図書館で本を借りて読みました」というのを聞いた瞬間、
「できてる! ってか、できすぎさん!!」と猛烈に突っ込みました。

すごい行動力だと思いませんか?

見習いたいですね、はい。

問題とは何か?

イシュー = 問題

は前回からやってきましたが、じゃあ「問題」って?

ずばり、現状とあるべき姿の【ギャップ】。

そこが明確になっていないと、問題自体を間違え捉えてしまう。

英語が話せるにようになりたい。と思っているとする。
このとき、「話せない自分を問題」と捉えています。

でも、なぜ話したいのか? と考えていくと、
「外国人に道を聞かれたときに答えられないのがもどかしいので、それを克服したいから話せるようになりたい」
(ビジネス英語ができるようになりたいわけではない)
だとすると、そこをクリアできれば、【ギャップ】は埋まるわけです。

となると、英会話を習ってもいいし、通訳アプリを使いこなせるようになるでもいいわけです。

ちょっと極端ですが、【問題】を正しく認識しないと、間違った努力をする羽目になることもある、
ということですね。

これには大いに膝を打ちました。
なぜって、いま英会話に取り組み中だからです。
本来の目的を見失うと、本当に路頭に迷います。(現在進行中……)

そんなときに大切なのが、これです。
フレームワーク!

さまざまなフレームワークをご紹介いただきましたが、
今回ワークをしたのがこちら。

ロジックツリーを作ってみよう

ーーーーー
1)Whatツリー(要素分解ツリー)
2)Wayツリー(原因追求ツリー)
3)HOWツリー(問題解決(イシュー)ツリー)
ーーーーー

★作り方のコツ
MECE(もれなくダブりなく)出すこと

実際にやってみました。

まずは、1)のWhatツリー。テーマは、「購入したい服」
それを軸に分解していきます。

私はまず、「通勤服」・「プライベート服」と分類。
それから、「上下」、「ブラウス・それ以外」、「カジュアル、フォーマル」のように分類していきました。

結果、私は【ワンピース】が欲しいみたいです。カジュアルな方の。笑

分類する際のポイントは、【商品名】などはツリーの後半にすること。MECE(もれなくダブりなく)にするには、
はじめはなるべく大きなカテゴリーにするのがポイントですね。

ではみなさんやってみての気づきをシェア。

ここまでちゃんと書くのって(あたり前だけど)結構、面倒くさいんだとよくわかった

途中からMECEにならなくなった

ロジックツリーを書くと網羅的に考えることができる

結果的に、決め打ちでこれ! ではなく、広い視野で考えることができる

Whatツリーなどは特に切り口の順番をどう考えるか、逆にどういう切り口が先にでてくるかで、自分の頭の中がみえる

フレームワークは有効、何もないところから考えるのは難しい

どこまで掘り下げるのかわからない

いやはや、みなさんの気づきで私も大いに気づきましたよ!
みなさん実際にやってみて、めちゃくちゃ体感していますね。
「面倒くさい」「難しい」「自分の頭の中が見えた」。
これらは、書籍を読んだだけでは、絶対に気づけないことです。

私も実際、やってみて「ワンピースが欲しい」ことに気づきました。笑

知るのと体感するのでは、まったく違うことをあらためて教えてもらった気がします。

問題解決”Howツリー”を作ってみよう!

テーマをなつみ先生からいただいて考えてきましたが、
”Howツリー”は自身が問題解決したいことで考えます。

ちなみに私は……
「英会話との関わり方」にしました。

はい、年初の「目標を立てる」というテーマから一貫して、
このレポートで伝えている「今年は英会話やるぞ問題」ですね。
(問題と言っていいのか?)

まぁぶっちゃけ、ぜんぜんやれていません。
ただ、ひとつお伝えさせていただくと、サボってるんじゃないです。

本当にやりたいの? やるべきなの?
を行ったり来たりしながら、自分に正直に生きているだけ。笑
(仕事で必要とかまったくないので)

そんな感じでいちおう毎日英会話と向き合っている中、
今回も解決したい問題として浮上しました。

「英会話との関わり方」

まず、「個人」と「仲間」に分類。
そこから、「リスニング」・「リーディング」・「ライティング」……
まぁ、かなり細かく書きました。

そこでの気づいたこと……

実は、毎回このロジかわ会に参加して痛みを覚えることがあるんです。
それは、「本音」に気づかされる。

フレームワークに沿ってMECE(もれなくダブりなく)をやっていくと、
自分でも気づかなかったことが可視化されるんです。

今回顕著になったのが、「仲間」からの枝葉が何もできていないこと。
仲間から広がるのは、SNSなのですが、グループ投稿もできていしないし、
日常でもあまりSNSを見にもいきません。

なぜって?

うーん、此の期に及んで感が半端ないですが、
SNSがニガテってのがあるな、と感じました。

こういう実は見ないようにしていたところを目の当たりにさせられる……
(自身の本音が見えるっていうのかな)
それをロジかわ会に参加するたびに、感じています。

それは、真剣にワークをやるからこそ見えることで、
そんな機会を得られることは本当にありがたいと感じていて、
せっかくだから、方向転換してみようかな? なんて思わされるんです。

たった1.5hですが、人生のメンテナンスに欠かせない時間になってます。

他にも、演繹法・帰納法の詳細もご説明いただきました。

※演繹法:「一般論やルールから、個別・具体的事象の結論を得る」考え方
※帰納法;「個別的・具体的な複数の事象から一般的・普遍的な結論を得る」考え方

これだけインターネットが普及する中、知識はどこからでも手に入ると思います。
ただ、それを「自分のモノにする(体感する」)のは簡単じゃない。

そんなことを、実感するようになったのも、
毎月このロジかわ会に参加しているからんなんですよね。

一人で本を読むのも素敵ですが、
一緒にワークをしてみませんか?

来月も新たな自分、そして仲間に出会えることを
楽しみにしています。

次回のご案内

ロジカルシンキング講座。
全3回コースですが、単発でも参加可能です。
(web開催)

■ 2021年6月5日(土)10:30~12:00

お申込み方法:ロジかわ会HPより↓↓

ロジかわ講座

(文責:菅 沙絵)

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