1月29日は第63回『ロジかわ会』。
2022年はじめのテーマは「整理整とん」。
新年にぴったりの今回のテーマも3回にわたってお届けします!
初回はナント! 整理収納アドバイザーの阿部亮子さんをお招きして、ロジかわ会代表のなつみさんとコラボで講師をしていただきました。
亮子さん、本当にいろんなことに挑戦されていて、資格も多数取得されているんですよね。
「整理収納アドバイザー1級」・「オフィス環境診断士1級」・「改善整理コンサルタント」・「親・子の片づけインストラクター2級」
。
他にも、中国語検定もお持ちだったりして。
Facebookでご活躍を拝見するたびに、とても刺激とパワーをいただいている方です。
そんな亮子さんの講座。
もう、めっちゃくちゃ気づきがありまして!
冒頭から羅列したい気持ち山々ですが、とりあえずそこはグッと抑えて、時間軸に沿ってお伝えしていきましょう。
では、まずはおなじみ、アイスブレイクから。
最近スッキリしたことはありますか?
スッキリ。
という言葉を受けて、とっさに思ったことは「あぁ、けっこう最近スッキリしてる」です。
一番はじめに浮かんだのが、「連絡を取らないといけない友人と連絡を取った」こと。
こちらから連絡する約束でしたが、どうにも時間が取れずに後回しに……。(ごめん)
「内心気になっていること」の大半を占めていることができると、スッキリ感ってありますよね。私にとっての最近がそれだったんだな、といま実感。
あとは「本を完読した」ことかな。積読になりがちなので……。
他には、髪を切ってスッキリ! シャンプーも楽に♪ という方もいらっしゃいましたね。
私は逆に、美容院そろそろいかなきゃ……と思っているので、もやってるところではありますが。笑
それでは、いよいよ冒頭でお伝えした「整理整とん」について考えていきましょう。
さっそく、ワークからスタートです。
理想のお部屋とは?
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1)自宅の各部屋や場所を書き出してみよう
2)理想の部屋での過ごし方を考えてみよう!
3)それってどんな状態?
4)現状はどういう状態?
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えっと、我が家は「1K」なので……
だいぶ書きやすかったです、ハイ。
1)メインルーム(リビング&寝室)・廊下・キッチン・お風呂・玄関・クローゼット・本棚
2)リラックスして、読書をしながらコーヒーを飲む
リラックスをして、湯船に浸かる
日々の洋服を悩まない・探さない
料理・食事を楽しむ
3)物が少ない、クローゼットが整理されている、本があふれていない
4)物が多い、着ない洋服があふれている、本があふれている、冷蔵庫に不要なものがある
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3)と4)が真逆です。
つまり、理想と現実が真逆……。
ざんねん極まりないですが、これが現実です。
しっかり受け止めましょう。そう、まずは問題を把握することが大切ですからね!
問題を把握したところで、いよいよ亮子さんの講義です!
整理と整とんの意味をしっかり認識していますか?
「整理整とん」ってよく耳にしますよね。
【整理整とん = 片付け】
私はそんなイメージを持っていました。
「片づけ(整理整とん)しなきゃ〜」って。
でも、実際、まったくできておらず……。
なんでできないのかって、「やらなきゃ」と思っていても、
具体的な「やりかた」が実はわかっていないから。
ということに、今日はじめて気づかされました。
「お片づけ」なんて、誰にでもできる、そう思っていませんか?
私は思っていました。「その気にさえなれば3歳児でもできる」ことだしって。
遊んだおもちゃを箱に戻すくらいならできますよね?
でも実は、「片づけ」ってそんな簡単なことではなかった。
「片づける」って、「整とん」とイコールだけれど、「整理」とは違っていて。
「整理」する前にはできないことだったんです。
ここ、めちゃくちゃ大事なポイントです。
「整理」ができていないのに、「整とん」はできないんです。
そもそも私は片づけがニガテ……と思っていますが、根本から間違っていた。整理ができていないのに、整とん(片づけ)しようと思っていたから、うまくいかなかったわけです。
どういうこと?
はい、ここから整理と整とんの違いをみていきましょう。
整理と整とんの違いとは?
●整理
・そこに必要なものかどうかを考える
・必要でないものを取り除く
●整とん
・使う場所の近くに使うものを置く
・使ったものは必ず決められた場所に戻す
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まず、【整理】をしない限り、【整とん】は成り立たないんです。
成り立たないというのは、「気持ちが悪い状態が続く = スッキリしない」です。
アイスブレイクでやりましたが、「スッキリ」って大事。
でも意外とここスルーしがち。
「片づけよう」って行動すると、いまあるものをどうやって綺麗に配置しようって思いません?
私はいま、本棚に入らない目の前にある書籍を、目の前にあるのは邪魔だから見えないクローゼットに入れよう、って思いました。
でも違うんです。
この書籍が本当に大切(我が家に必要)か? って考えることが大切。
そして、もしも大切だと思うのなら、本棚にある他の書籍をしっかり見渡して、そこに入る余地があるのかを考えるべきなんですよね。
つまり、整理(必要か必要でないかの判断)ができていない時点で、どれだけ整とんしようとしても、ぜったいにうまくいかない。そういうことなんです。
それでもう、痛いくらいに感じたのが、【私はめちゃくちゃ「整理」がニガテ】ってこと。
だから部屋がいつまで経っても片づかない。
「いつか使うかも……」
「捨てるのはちょっと……」
そんなマインドが強いので、今回の大きな気づきのひとつに【整理ができない】がありましたね、ハイ。
なんか今回のテーマにおいて、致命的な感じはありますが、私はそれであきらめませんよ。
「スッキリ」をちゃんと手にしたいですからね!
じゃあ、どうしたらいいの?
グレーゾーンがあってもいいよ
整理(必要でないものを取り除く)ことがニガテな人もいると思います。
思い出の品とかね。
私もそうです。
あ、これ「必要じゃないかもしれないけど、なんか手放せない」ってやつ。
そんなときは、【グレーゾーン】と思って、とっておけばいい、と亮子さんは言います。
【グレーゾーン】って自身が認識して、そういう場を作って保管する。
白か黒じゃなくていい。
人って、とくにこういう講座を受けたとき、「こうしなきゃ」って思いがちだと思うんです。
「あぁ、思い出とか言ってる場合じゃない、潔く捨てなくちゃ!」とか。
でも、無理することってほんとなくて。
なんかわからないけど、手放すことに思い切れないものは、堂々とグレーゾーンで残せばいいんだ、
そう思わせてもらえたことが、私にはとても大きくてホッとしました。
思うんです。
いまグレーでも、「あ、もういらないかも」って思えるタイミングがくるって。
もちろん、それが一生こなくてもいい。
どちらにしても、自分自身納得できるときに、行動を起こしたいし、起こしていいんだよ、って言ってもらえたのが、すごく私は嬉しかったです。
最後に気づきのシェア
私は今回、本当に多くの気づきがありました。
そもそも、整理整とんの言葉の意味を知らなかったので、
【整理】がニガテすぎて、進めなかったのか……という気づきは大きい。
そして、私は空白を埋めたがる性質があるので、いらないものでも場所があると入れてしまう習性があることに気づきました。
会社でも追加で袖机が届いたとき、とりあえずいらない書類も入れちゃったし。苦笑
最後に大きな気づきからの宣言です!
【空間をつくる】。
私は余白は埋めたくなるタイプなのですが、【空間をつくる】ことの大切さを感じたというか。
空間デザイナーになりたい! って思ったんです。
だから、どれだけ「空間を彩れるか」をテーマに、いまの部屋を設計していきます!
次回のご案内
全3回コース(web開催)で、2回目となります。
単発でもお申し込みでももちろんOKです。
テーマは「整理整とん」。
次回はメンタルに重きを置いて講義いただきます。
ぜひ、お申し込みくださいね!
■ 2021年2月26日(土)10:30~12:00
お申込み方法:ロジかわ会HPより↓↓
(文責:菅 沙絵)